2020年度事業について
本事業では、教育実践者や地域づくりに 関わる実践者が、持続可能な開発を後押しする教育や学習活動をコーディネートする 際のヒントを得て、各地域の実情に即して活用し、持続可能な社会・地域づくりに向けた教育活動を展開していくことを目標に、「学びあいフォーラム」として2015年より実施しています。
2020年度は、『「地域・学びあい・入門セミナー」~地域活動をふりかえり、学びあい、 深め合う2日間〜』(2019年度に実施)への参加団体を中心に、各地域の活動のフォロ ーアップとともに、さらなる研修を実施する予定でしたが、新型コロナウィルス感染 拡大を受け、急遽オンラインの形でプログラムを実施しました。
オンラインという制約はありながらも、各団体、個人がどのように地域に向き合い、持続可能な地域づく りのための学びあいをどのようにコーディネートしてきたのか、じっくり聴きあうことができました。
学びあいフォーラム2020報告書

本年度の各プログラムは、報告書内の「2020年度事業報告」に掲載しています。
また、報告書では2019年のセミナー後から発信し続けている地域の実践事例ブロ グを掲載しています。各地域での実践やコーディネート、地域に対する見方の変化や 気づきがそれぞれの言葉と視点で語られておりますので、多様な「学びあい」の実践の 蓄積として、お読みいただければ幸いです。
本事業は2020年度で6年目を迎えました。その節目として、DEAR「学びあいコー ディネーターチーム」で、本事業の成果や学びを互いにふりかえりました。本報告書の最後に、そのふりかえりの記録を掲載しています。ふりかえりのプロセスの一部では ありますが、今後の「持続可能な社会・地域づくりのための学びあいフォーラム」の展開の足掛かりとなればと考えています。
・発行日:2021年3月30日
・発行:認定特定非営利活動法人 開発教育協会(DEAR)
・A4判104頁、無料(PDFダウンロード/冊子版は送料負担)
もくじ
1. はじめに・学びあいフォーラムについて
2. 2020年度事業報告
「オンライン交流会」(6月)
「第1回オンライン学びあい」(10月)
「第2回オンライン学びあい」(12月)
「学びあいフォーラム」オンライン(2月)
3. 持続可能な地域づくりのための「学びあい」実践事例
・カンボジアの教育をみんなで一緒に考える(IVYyouth)
・「上映会」報告と次回イベントへむけて(ヒメヒコ小郡)
・小さな村の…大きな学び!?①第1回大井地区国際防災会議(みた農園)
・小さな村の…大きな学び!?②地域の開発問題と防災意識の高まり(みた農園)
・小さな村の…大きな学び!?③~国際防災会議の「ふりかえり」と「田んぼde哲学」プログラム~(みた農園)
・小さな村の…大きな学び!?④~「学びあい」のスイッチ!とその後の活動~(みた農園)
・みんなで考える持続可能な暮らし~ユギムラ暮らし~(ユギムラ暮らし)
・「地域・学びあい・入門セミナー」フォローアップ訪問(屋久島)
(漁師の暮らし体験宿 ふくの木・遊漁船 さかなのもり)
・屋久島の観光業の持続とオンラインイベントの可能性
(漁師の暮らし体験宿 ふくの木・遊漁船 さかなのもり)
・「持続可能な地域づくりのための地域資源『見える化』ウォーク」と「マップ作りを通して変化した、まちの見え方・暮らし方」 ~コロナを経てふりかえる(八王子市民のがっこう「まなび・つなぐ広場」)
・学びあいフォーラム、その後(にいがたNGOネットワーク国際教育研究会 RING)
4.コーディネーターチームふりかえり
・【資料】ふりかえりシート
・コーディネーターチームふりかえりの記録
5.「学びあいフォーラム」活動一覧
・2020年度「学びあいフォーラム」活動一覧
・2019年度・2018年度「学びあいフォーラム」活動一覧
冊子版のお取り寄せ
冊子版をご希望される方は、郵便でお送りします。
送付先のご住所とお宛名を書いた角2封筒(A4冊子が入る大きさ)に390円切手を貼り、DEAR事務局までご送付ください。その際に、お名前・ご住所・お電話番号・ご所属団体(教員の場合は担当学年・教科)もお知らせください。
※お一人様1冊までとさせていただきます。
〒112-0002 東京都文京区小石川2-17-41富坂キリスト教センター2号館3階
開発教育協会「学びあいフォーラム2020報告書」担当者宛