2020年4月28日

オンラインオープン講座 COVID-19時代を生きる―グローバル・クライシスと市民社会

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新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な感染拡大は、健康への脅威だけでなく、経済そして雇用や生活、生業への打撃となっています。一方、COVID-19は、これまでの経済や社会のあり方の問題を明確に映し出しています。感染リスクにさらされ、あるいは支援から排除されるのは貧困層や社会的に周辺化された人々です。途上国では医薬品や清潔な水へのアクセスすら不十分な中でパンデミックに対応していかなければなりません。新自由主義のもと各国で医療などの公共サービスが縮小・民営化されてきたことも感染をさらに拡大させてきました。その他、食料、教育、人権、市民社会スペース、民主的な統治など、多くの課題がCOVID-19の拡大とともに顕在化しています。

会場・場所

オンライン(Zoomを利用)

参加費

無料

対象者

どなたでも

定員

先着順 95名

2020年5月1日(金)19:00~20:30

COVID19が問う貿易・食料問題―日本と世界の農業、自由貿易協定の行方は?
鈴木宣弘(東京大学教授)
内田聖子(PARC共同代表)

COVID-19の感染拡大によってグローバルな貿易システムは混乱しています。食料については、自国の食料確保のため輸出規制をする国がある一方、人の移動が制限されたため先進国の農業は外国人労働者がおらず苦境となっています。WTOやG20は各国に輸出禁止を控えるよう要請し、そればかりかこの機にさらに自由貿易を進めるよう呼び掛けています。こうした「ショック・ドクトリン」的な言説を徹底批判します。日本でもCOVID19の影響で農家・畜産家は苦しい状況ですが、それ以前にTPPや日EU経済連携協定、日米貿易協定によって農家は大打撃を受けています。この状況からどうやって転換していくかを議論します。日米貿易協定の第2ラウンドの動きやRCEP、WTOなど貿易交渉の最新情報もお伝えします。

2020年5月6日(水)14:00~15:30 

COVID19を封じ込めた韓国の底力―市民社会の活動から選挙結果まで
白石 孝(日韓市民交流を進める希望連帯 代表/PARC理事)
姜 乃榮(カン・ネヨン)(地域ファシリテーター/慶熙大學フマニタスカレッジ 講師)

韓国ではCOVID19に対して徹底した検査を含む早期の防疫措置をとり、現在の感染者数は激減。欧米諸国、日本と比べてもその成果は際立っています。政府の措置に連動して自治体や市民団体、地域コミュニティはどのような取り組みを行ってきたのでしょうか。ソウル市では市行政と市民団体が「コロナ対策市民会議」を組織し、定期的に住民の要望や提案を共有・議論している他、貧困層への支援や医療従事者へのサポートも住民主体で行われています。この回は、ソウル在住の市民運動家のカンネヨンさんに最新情報をうかがいます。またソウル市のパク・ウォンスン市長との親交も深い白石孝さんも交えて議論します。ぜひご参加ください!

2020年5月12日(火)19:00~20:30

COVID19とフィリピンの人権状況 ~止まない政治的殺害、不当逮捕、脅迫
波多江秀枝(FoE Japan)
田中 滋(PARC事務局長/理事)

COVID19の拡散を防止する名目で世界各国で厳格な行動制限がかけられています。 フィリピンでは広域で「Enhanced Community Quarantine(強化されたコミュニティ隔離)」措置が取られ、市民の行動は極めて制限されています。
そんな中、かねてより強権的な行動が目立っていたドゥテルテ政権は市民社会への攻勢を強めています。
警察による環境活動家や、食糧配給など人道支援活動家の不当逮捕、暴行に加えてコロナ拡散防止の名目で殺害されるケースも報告されています。
パンデミックと強権的な政府が結びつくことで、何が起きているのか?
現地からの情報をお伝えします。

以降も追加開催予定です。
最新情報を以下のサイトでご確認ください。
https://www.parcfs.org/

主催者・連絡先・申込方法

アジア太平洋資料センター(PARC)
お申し込みフォームよりPARC事務局へお申し込みください。
http://www.parc-jp.org/guidance/form06.html
※各回とも、単発の講座となりますので各回にお申込ください。
※各回とも開始時間の2時間前で申し込み受付を締め切らせていただきます。

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